【出生前診断】異常なしと言われたのにダウン症で訴訟問題。出生前診断は受けるべき・・・?

妊娠中
つきみ
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こんにちは、つきみです!

今回はいま話題になっている「出生前診断」についてお話したいと思います。

今朝ニュースで「出生前診断で異常なしと診断された夫婦が出産後、ダウン症だったこおとが判明し病院側の説明に問題があったとして訴訟した」という問題が取り上げられていました。

このような問題があると出生前診断を受けるべきなのか悩んでしまいますよね・・・。これから出生前診断を受けるかどうか悩んでいる方へ、参考になればいいなと思い記事を書いてみましたのでぜひ、最後までお読みください!

出生前診断ってなに?どんな人が対象??

不妊治療中の方なら一度は耳にしたことがあるのであろう、この出生前診断という言葉。

生まれてくる赤ちゃんにダウン症や奇形、障害などがないかを調べる検査です。

でも具体的にどういう検査をするの?どの時期に行うの?わたしも妊娠するまで全く分かりませんでした。

調べていくと6種類の出生前診断があり、陽性が出たら詳しい検査を行う「スクリーニング検査」確定診断にはならない「非確定的検査」確定診断ができる「確定的検査」があります。

出生前診断の種類

  • 母体血清マーカー検査:スクリーニング検査(採血)、妊娠15~17週に検査
  • 胎児超音波検査:スクリーニング検査(超音波)、妊娠11~13週に検査
  • コンバインド検査:非確定的検査(採血と超音波)、妊娠11~13週に検査
  • 母体血胎児染色体検査(NIPT:非確定的検査(採血)、妊娠10~15週に検査
  • 羊水検査確定的検査(羊水採取)、妊娠15~18週に検査
  • 絨毛検査:確定的検査(絨毛採取)、妊娠11~14週に検査

年齢が35歳以上の妊婦であったり、過去に染色体異常で流産したことがあるなど検査によって条件はさまざまでした。病院によって検査費用も異なるので検討している方はまず主治医に検査が可能かどうかと費用がいくらかかるかなど事前に聞いておいた方がいいでしょう。

出生前診断、受けた方がいいの??

実際、わたしもすごく悩みました。

今回の訴訟問題のようなケースもあり得ることを念頭に置いていたので検査結果が100%安心できるものなのか分からなかった点費用が高い点すべてのクリニックが検査を行っている訳ではないので検査を行っている医療機関を探さなければいけなかった点において前向きになれませんでした。

また、仮に出生前診断で異常が見つかった場合に中絶するという選択をしたくありませんでした。

出生前診断の結果が陽性でも陰性でも産むという決意があるのなら、出生前診断はする必要はないと思いわたしたち夫婦は「出生前診断はしない」という結果を出しました。

同じく体外受精で授かった知人は、「結果がどうであれ産むけど安心したいから出生前診断をやった」と言っていました。確かに、事前に異常があることが分かっていれば覚悟を持って産むことができ、出産までの期間もいろいろと調べることができます。

出生前診断を受けるかどうかは本当にその人の考え方次第なんだな、と思いました。

知人のように安心をお金で買う、という意味では出生前診断を受けるという選択肢もアリかもしれないと思いました。

NIPT(新型出生前診断)で10週で性別が分かる!?

NIPT(新型出生前診断)では妊娠わずか10週で性別の判定が可能です。

<NIPTにおける性別の判定方法>

①血液採取。妊娠中の母親から採取した血液サンプルを収集します

➁胎児DNA解析母親の血液中に含まれる胎児のDNA断片を分離します。

Y染色体検出Y染色体(男性の性別に関連する染色体)の存在を確認し、その有無に基づいて性別を判定します。

XX染色体であれば女の子、XY染色体であれば男の子になるため染色体を検査することでほぼ間違いなく性別が確定するということです!

わたしは妊娠17週の妊婦検診で性別が判明しましたが、それまではずっとソワソワしていたのでNIPTですぐに性別が分かった妊婦さんを見て羨ましいな~と思っていました。

出生前診断を受ける予定なら早めに調べておこう!!

出生前診断を受けることを決めたら、早めに主治医に相談することが大切です。

出生前診断を行っている病院に予約を取ったり費用を調べたり、出生前診断とはいってもどの検査を受けるかなど決めることが多いからです。

わたしの知人は妊娠15週になる手前くらいで慌てて出生前診断の予約を取ろうとしたら断られたクリニックがいくつかあった、と言っていました。不妊治療中からまずは受けるか受けないかを明確にしておいた方がよさそうです。

そして今回の訴訟問題のようなケースを防ぐため、出生前診断についてしっかりと不安な点は主治医に確認して納得して検査を受けることが大切です。また、自分自身でも出生前診断のメリット・デメリットなど詳しく調べる必要があるかと思います。最終的に出生前診断を受けるかどうかは個人の判断になるのでしっかり夫婦で話し合って納得のいく決断をしたいですね

この記事を書いた人
つきみ

20代から不妊治療を開始して現在、体外受精を頑張っています!
長年PMSより酷いPMDDの症状に苦しんでいました。
不妊治療を始めてからは仕事やお金の不安など20代だからこそ悩むことがたくさんあり、同じ状況で悩んでいる人の味方になれればと思い”不妊の味方”をオープンしました♪

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