

こんにちは、つきみです♪
不妊治療中、自然妊娠で授かった人に言われた何気ない一言で落ち込んだり、イライラして関係が悪くなったりしたことはないですか?
どれだけ仲がいい人でも、不妊治療の辛さや大変さは経験してみないと理解することはできません。相手も悪気があって言ったわけではないと分かっていても、受け止められない時もありますよね。
自然妊娠の人や不妊治療のことをよく知らない人に何を言われても、気にしない強いメンタルを一緒に作っていきませんか?
①相手の発言に悪意があるかどうか見極める

まず、大切なことは相手が自分を励ましたりしようと善意で発言しているのか馬鹿にするような悪意で発言しているのか見極めることが大切です。
わたしの場合、よく言われて嫌な気分になった励ましのつもりの発言がこちらです☟
・「諦めたころにすぐ妊娠できるよ」
・「仕事辞めたらすぐ妊娠できた友人がいる」
・「考えすぎなんじゃない?」
・「かわいそうだね」など。
これらの言葉は励ましのように聞こえますが、不妊治療をしている本人からすると不妊症を軽く捉えられているように感じます。
ですが相手は不妊治療や不妊症のことをよく知らないだけで、決して悪意があってこのような発言をしている訳ではないことは分かります。これらの言葉の裏には「無理しないでね」とか「考え込まないでね」とか「きっと大丈夫だよ」などの優しさも含まれていることが窺えます。
しかし、治療が上手くいかなくて余裕がないときは皮肉に聞こえるときもあるのです。このような場合は、その場では受け止められなくても時間をかけて相手の優しさなのだと素直に受け入れていくと心が軽くなりました。
一方で完全に悪意のある発言をされる方もいます。
「女として欠陥品」だとか「旦那さんがかわいそう」、「不妊治療している人は暇でいいね」など。もっと酷い心無い言葉を掛けられた方もいるかもしれません。そういった悪意のある言葉を浴びせる人には毅然とした態度で関わらないようにすることが一番です。
➁何を言われても夫婦で話し合った考え方を尊重する

他人であろうが、自分の両親や義両親であろうが不妊治療を経験したことのない人に口出しをされても無理に考え方を変えたり、悩む必要はありません。
実際にわたしも28歳という体外受精をするには比較的若い年齢で治療を行っていたとき、実母からこんなことを言われた経験があります。
「まだ若いんだからそんな焦らなくてもいいじゃない」「仕事をもっと頑張りなさい」と。実母にそう言われると自分のしていることが間違っているのではないかと治療をしていくことに自信を無くしてしまっていました。
ですが夫婦で話し合った結果、やはり若いうちに体外受精にチャレンジしたい!と思いそこからは誰に何を言われても自分たちの意見を曲げないようにしようと決めました。
それからは治療に対してあれこれ言われても「わたしたちでもう決めたことなので」ときっぱりと返すことで自信をもって治療に向き合うことができるようになりました。
③同じ土俵でないことを意識する

自然妊娠の人の妊娠や子どもに対する考え方と不妊治療経験者の考え方ではかなり違いがあります。
妊娠がどれほど奇跡的なもので妊娠に至るまでがどれだけ大変なものか、妊活などせずにすぐに子どもを授かった人には理解できるわけがありません。
自分自身も体外受精を身をもって経験するまでは不妊治療の本当の厳しさや辛さを理解することはできませんでした。
つまり、同じ経験をしていない人に妊娠や子どものことをとやかく言われても同じ土俵に立っていない・立ったことのない人の発言など気にする必要なんて全くないのです。
いつも自分の味方でいて、信じ貫くこと

不妊治療をせずに自然妊娠で授かった人、不妊症に理解が乏しい身の回りの人から励ましのつもりで言われた何気ない一言や悪意のある発言で傷ついている人はたくさんいらっしゃるかと思います。
最近ではSNSでの妊娠・出産報告を目にする機会が多く、それだけでも嫌になるときがあるくらいです。
そんなとき、なかなか妊娠できない自分を責めたり哀れんでしまい、どんどん卑屈になって他人の発言を歪んだ形で受け取ってしまったり、事実とは異なり悪意のあるように解釈してしまうことがあります。そんなときは、1人の時間を作って自分の心のケアをすることが必要です。
いつでも自分の味方でいてあげること、頑張っている自分を信じ貫いて自己肯定感を高めていくことで他人から何を言われても気にしないメンタルが出来上がってきました。
また、自然妊娠した人が必ずしも幸せとは限りません。
苦労せず子どもを授かった分、夫婦仲が悪く離婚するケースや、十分な貯金がなく子育てにかけるお金に困っている家庭も見てきました。
今は辛くても、長い目でみると自然妊娠した人よりも幸せになれる気がしてきませんか?
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